はじめに
「休職って、いつまで続けていいんだろう」
教員という仕事だからこそ、簡単には答えが見つからない悩みだと思います。
実際に調べると「最長3年」という情報を目にすることが多いですが、
その数字だけでは見えてこない不安や現実もありました。
私の夫も、うつをきっかけに休職し、気づけば3年目に入っています。
「あとどれくらい?」「この先どうなるの?」
そんな気持ちを抱えながら過ごしてきました。
この記事では、教員の休職期間の目安とあわせて、
家族として感じたリアルもお伝えします。
同じように悩んでいる方に、少しでも安心材料になればうれしいです。
教員の休職はいつまで続けられる?
教員の休職期間は、最長で3年とされていることが多いです。
ただし、最初から「休職3年」が与えられるわけではありません。
多くの場合は、以下のような流れになります。
- 病気休暇(90日間)
- その後、休職へ移行
- 状況に応じて延長
このため、実際の感覚としては
「気づけば長期化している」というケースも少なくありません。
教員の休職期間のリアルな流れ
実際の流れをもう少し具体的に見ていきます。
最初の90日間:病気休暇
体調を整えるための期間で、満額の給与が出ることが多い病気休暇。
この時期はまだ「少し休めば戻れるかも」と思うことも多いです。
実際に私自身、少し休めばすぐに戻れるだろう。と思っていました。
給与も満額支給のため、休養や治療に専念できます。
休職へ移行
回復が難しい場合、休職に入ります。
ここから徐々に
- 収入の変化(満額支給から3分の2に減額)
- 将来への不安
が大きくなっていきます。
夫の場合、病休(90日間)と休職を約6か月間とり、1年弱で一度復帰しました。
夫は異動希望もあり、3月には間に合うように復帰時期を調整しました。
異動はできたものの徐々に体調は悪化し再び休職になりました。
1年・2年と経過
時間が経つにつれて、
- 「復職できるのか」
- 「このままでいいのか」
という気持ちが強くなっていきます。
休職期間が1年半を経過すると無給となり傷病手当の受給へと切り替わります。
有給休職期間よりさらに手取りが減ることで、家計への不安も増えていきました。
3年に近づく頃
制度上の区切りが見えてきて、現実的な選択を考え始める時期です。
夫は復帰した期間もあるので、トータルでの最長3年が期限となります。
私たちは、この先の選択をしなければならない段階にいます。
復帰か退職か。
休職が長引いたときに起きること
休職が長くなると、いくつかの変化が出てきます。
お金の不安
収入が減っていくことで、
家計への影響は避けられません。
👉教員が休職したら給料はいくら?傷病手当と手取りをリアル公開【うつ休職3年目】
復職へのプレッシャー
「そろそろ戻らないといけないのでは」という焦りが出てきます。
教員には「復職プログラム」というものが設けられていることが多く、実際には復帰する前に「復職プログラム」を受けて戻っても大丈夫かどうかを判断されます。
周囲との距離
職場との関係や、人とのつながりが
少しずつ遠く感じることもあります。
家族の気持ち
正直に言うと、不安がなくなることはありません。
ただ、その中でも「どう支えるか」を考えるようになりました。
👉休職を繰り返すとどうなる?2回目の休職のリアル【家族が感じたこと】
3年に近づいたときの選択肢
休職期間の上限が近づくと、いくつかの選択肢を考えることになります。
- 復職する
- 退職する
- 働き方を見直す(異動など)
ただ、これは「正解があるもの」ではなく、その人の状態によって変わるものだと感じています。
終わりが見えない中で家族が感じたこと
最初は、「少し休めば戻れる」と思っていました。
でも、現実はそう簡単ではありませんでした。
休職が長くなるにつれて、
「いつまで続くのか」という不安は大きくなりました。
それでも、今は少しだけ考え方が変わっています。
無理に期限を決めるのではなく、
「今できることを大切にする」
そう思えるようになりました。
まとめ|「いつまで」に縛られすぎなくていい
教員の休職は、制度としては最長3年が目安とされています。
ただ、その中で感じる不安や迷いは、
数字だけでは測れないものです。
「いつまで」と考えすぎると、かえって苦しくなることもあります。
だからこそ、少しだけ視点を変えて
「今をどう過ごすか」を大切にしてもいいのかもしれません。
同じように悩んでいる方に、この経験が少しでも届けばうれしいです。
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