このブログでは、
“うつを支える家族としての本音”
“お金・制度・手続きのリアル”
“休職中の生活で直面する現実”
“支える側が壊れないための整え方”
を、私自身の体験をもとに丁寧にまとめていきます。
夫のうつ病に直面したとき、私がいちばん欲しかったのは
「同じ経験をした家族の声」でした。
だからこそ、この場所が、
誰かが“ひとりじゃない”と思えるきっかけになれば嬉しいです。
【夫のうつ病の始まり】見過ごしてしまった最初の変化(うつを支える家族の本音)
夫がうつ病と診断されたのは約2年前。
最初は本当に小さな変化でした。
- 笑う回数が減る
- 寝つきが悪くなる
- 朝の表情が曇る
- 「行きたくない」とつぶやく
「教員の仕事が忙しかったし、疲れているだけだよね」
そんな軽い気持ちで、私はそのサインを見過ごしていました。
しかしある日の朝、玄関で立ち止まった夫が
「もう無理かもしれない」 と力なく言った瞬間——
そのとき初めて、私はことの重大さに気付きました。
【診断と休職】“家族としての迷い”と向き合った日々
うつ病の診断を受けたとき、頭の中は不安でいっぱいでした。
- どう支えればいい?
- どんな言葉が正解?
- 休職中の生活はどうなる?
- お金・制度は何を使える?
支えたい気持ちが空回りし、
「がんばって」「気分転換したら?」という言葉が
逆に夫の負担になっていたことも後から知りました。
家族として“どう寄り添うべきか”わからない日々。
正解がないからこそ、悩み続けた時間でした。
【情報を探し続けた日々】相談窓口・制度・支援サービス(お金・制度・手続き)
家族として何ができるのか知るために、
私は毎日のように情報を集めました。
- 行政・自治体の相談窓口
- 医療機関で教えてもらった制度
- 傷病手当金や障害年金などのお金の仕組み
- 同じ経験をした家族のブログ
- 家計管理・節約の見直し
正しい情報は、生活の不安を少しずつ軽くしてくれました。
このブログでは、私が実際に使って「助かった」と感じた情報を
わかりやすく紹介していきます。
【休職期間の現実】生活の変化・家族の関係・心のゆらぎ(休職中の生活)
休職は、家族全体に大きな影響を与えます。
- 収入の減少
- 生活リズムの変化
- 予定が立てにくい日々
- 重く感じる家の空気
- 先が見えず不安が募る毎日
そんな中で気づいたのは、
小さな“安定”が家族を支えてくれる ということでした。
- 決まった時間に食事をとる
- 短い散歩だけ一緒に行く
- 家事はできる範囲で
- 無理に前向きにさせようとしない
この積み重ねが、夫にも私にも少しずつ落ち着きをもたらしました。
【支える側の回復】家族も疲れる。だからこそ“自分の心”も守ってほしい
夫を支えることに必死なあまり、
自分の心が削られていることに気づいたのはずっと後でした。
- 気が張ったまま休めない
- 楽しいことを感じられない
- 夜になると涙がこぼれる
- 誰にも弱音を言えない
「家族だから頑張らなきゃ」
この思い込みが、私自身を追い詰めていました。
だからこそ、
支える側が壊れないための習慣
もブログで紹介していきます。
- ひとりの時間を確保する
- 弱音を言える相手を作る
- 完璧に支えようとしない
- 小さな“楽しみ”を意識的に作る
家族の回復は、支える側の回復から始まります。
【このブログの目的】同じ悩みを抱えるあなたへ
うつ病は特別な誰かにだけ起きるものではありません。
そして、支える家族もまた傷つき、悩み、立ち止まります。
もし今、家族のうつ病で苦しんでいる方がいたら——
このブログが、
「私だけじゃない」と思える居場所になりますように。
これからも、4つのカテゴリーを軸に発信していきます。
- うつを支える家族の本音
- お金・制度・手続き
- 休職中の生活と現実
- 支える側の回復・整え方
どうぞよろしくお願いいたします。


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